メーカーの建売住宅とは異なり、注文住宅では間取りを1から自分で決められます。
その自由度が魅力的な一方で、何をどうすれば良いのか分からない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、注文住宅における間取りの考え方をご紹介します。
□注文住宅で人気の間取り
まずは注文住宅において人気の間取りの事例を3つご紹介します。
1つ目は、リビングダイニングキッチンの近くに畳コーナーを作るアイデアです。
床に段差をつけることで、壁を設けることなく空間を仕切れます。
和室部分は座って過ごすでしょうから、天井の高さを低くすることで心理的に落ち着ける空間になります。
さらに段差部分を引き出し収納にすることでスペースを有効活用できます。
2つ目は、ウッドデッキを設置するアイデアです。
リビングのすぐ横にウッドデッキがあれば、自宅でグランピングができます。
在宅ワークなどで自宅にいる時間が増えている人にとっては、外出せずにアウトドア気分を味わえるのは大きなメリットでしょう。
なお、ウッドデッキを導入する際には、天然の木材ではなく人工の木材を選ぶことで腐食を防げます。
3つ目は、対面式のキッチンを取り入れるアイデアです。
独立型のキッチンに対して、対面式のキッチンでは料理中にも家族とコミュニケーションを取れます。
対面式キッチンのデメリットとして収納スペースが少なくなることが挙げられますが、パントリーを設置することで解決できます。
またパントリーに調味料などを置くことで、リビングからの見栄えも良くなりますよ。
□間取りを決める上で重要な考え方
続いて、家の間取りを決める上で重要な考え方をご説明します。
上記において人気の間取りをご紹介してきましたが、選択肢が多すぎてどんな間取りにしようか逆に困惑してしまう方もおられるかもしれません。
万人にとってピッタリの間取りというものは存在しません。
つまり、人気の間取りが必ずしもあなたのニーズを満たしてくれる訳ではないということです。
家族構成やライフスタイルは人の数だけ異なりますから、常に「この間取りは自分たちに合っているのか」ということを考えましょう。
絶対に正解な間取りはないということを頭の片隅に入れて頂ければ幸いです。
□まとめ
注文住宅の間取りでお悩みの方に向けて、間取りの決め方や考え方をご紹介しました。
間取りを決める際は、ぜひ今回紹介した考え方を念頭においてくださいね。
その他、注文住宅に関して何かお悩みやご質問等がございましたら、当社にお気軽にご相談ください。