憧れのキッチンに近づくために
2020年06月18日
新築住宅を建てる時、普段料理をする方にとって絶対に失敗できないのがやはり「キッチン」ではないでしょうか?
今住んでいるお家よりも使い勝手の良いキッチンを新しい我が家に・・・!でも、何がいいのかわからない・・・。という方に、作業動線や様々な
キッチンの形状をご紹介します。
|キッチンでの作業動線とカウンターの高さ
みなさんは、一日にどれくらいキッチンで作業していますか?日本の平均は137分だそうで
す。毎日キッチンで作業されている方、本当にお疲れ様です・・・。
料理だけでなく、準備から後片付けまで長い時間作業する方にとっては、作業のしやすさは本
当に大事なことです。できるだけ体に負担が掛からないよう、作業しやすい距離や高さを紹介
します。
⑴作業動線
調理中よく使うコンロ・シンク・冷蔵庫の3つで結ばれた三角形を「ワークトライアングル」
と呼びます。このワークトライアングルの各距離は、
・コンロからシンクまでの距離→120㎝~180㎝
・シンクから冷蔵庫までの距離→120㎝~210㎝
・冷蔵庫からコンロまでの距離→120㎝~270㎝
となっており、以上の合計が3.6~6.6m以内に納まると移動距離が抑えられ。疲れにくいと言
われています。
⑵カウンターの高さ
キッチンカウンターの高さも作業のしやすさに大きく影響します。一般的には「身長÷2+5㎝
」や「肘高-10㎝」で算出されますが、メインで作業される方が複数いる場合には低い方を優
先することが多いようです。
作業動線と高さを紹介しましたが、これらはあくまで一般的なものです。ひとりひとり作業の
しやすさは違いますので、ショールームへ足を運んで実際に普段通り動いてみることをおスス
メします。
|
|
|
|対面キッチン(オープンキッチン)と壁付キッチン(クローズキッチン)
最近主流になっている対面キッチン。新居は対面キッチンにしたい!と考えている方も多いかと思います。
対面キッチンは開放感があり、ご家族とのコミュニケーションをとりながら料理ができ、小さなお子さんがいらっしゃる家庭では安心ですよね。そ
の反面、オープンという文字通り部屋に料理中のヨゴレやニオイが広がってしまったり、散らかっていると目についてしまうため常にキレイを保た
ないといけないというデメリットも。
そして壁付キッチンは反対に料理中のヨゴレやニオイが広がりにくいですが、リビングに背を向けてしまうため、お子さんの様子が分かりにくいと
いうデメリットがあります。
また、対面キッチンには多くの種類があるので、代表的なものをいくつかご紹介します。
⑴アイランドキッチン
壁と接していない独立したキッチンで、対面キッチンの中でも特に開放感があり、キッチン周りの可動性は抜群ですし、作業スペースが広いためご
家族で一緒に料理を楽しむことができます。
しかし、設置にはかなりのスペースが必要になるため、リビングやダイニングが狭くなってしまう可能性があります。
⑵ペニンシュラキッチン
アイランドキッチンの左右どちらかが壁にくっついたようなキッチンで、壁側にコンロや換気扇をつけることで、汚れやニオイの対策はできますが
、アイランドキッチンのような開放感や可動性はなくなってしまいます。
⑶Ⅰ型キッチン
ペニンシュラキッチンと似て、コンロからシンクまでが横一列に並んだキッチンで、一番売れているキッチンです。カウンターで手元を隠すことが
でき、コンセントの設置がしやすいことが最大のメリットになります。ただ、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンに比べて開放感がなくな
ってしまうため、カウンターの高さを調節して開放感を出すことができますが、ヨゴレやニオイは広がってしまいます。
⑷L型キッチン
文字通りL字型に曲がったキッチンで、作業スペースが広くとれる上移動が楽なことがメリットに挙げられます。しかしコーナー部がデッドスペース
になってしまい、収納にスペースを設けなければならないことに加え、アイランドキッチン同様設置に広いスペースが必要になるため、リビングや
ダイニングが狭くなってしまう可能性があります。
⑸セパレート型キッチン(Ⅱ型キッチン)
シンクとコンロを分けたもので、I型とL型、壁付キッチンのメリットを合わせたキッチンと言えます。シンクとコンロが分かれているため、作業スペ
-スが広くご家族で一緒に料理できることや、壁付キッチンのメリットである壁に向かって集中して料理をすることもできます。
ですが、食材や調理器具などの移動中に水滴がこぼれてしまうことがあるため、シンクとコンロの位置関係には気を付けないといけません。
どのキッチンにもメリット・デメリットがあるため、部屋の広さや間取り、キレイに保てるかどうか、料理に関わる人数、料理中コミュニケーショ
ンをとりたいかなどを基準に選ぶと失敗しないでしょう。
他にも収納や照明など、選ぶ項目はたくさんあります。使いやすく自分好みなキッチンを選択し、料理を今よりも楽しいものにしましょう!
さとうホームはご家族の理想のお家のお手伝いを全面的にバックアップさせて頂きます。
最新の情報、適切なアドバイスを心掛けより良いお家をお客様と一緒に作り上げていきます。
|