お家の間取りが決まり、いよいよクロス選び!クロスでおしゃれに見せるために、最近はアクセントクロスを採用される方が多いです。SNSでおし
ゃれな写真を見てぜひ取り入れたい!と思っていても、失敗してしまったり飽きてしまうのでは・・・、と不安があり、アクセントクロスを諦めて
しまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お部屋のイメージが変わるアクセントクロスの選び方をご紹介します。
|アクセントクロスとは
アクセントクロスとはお部屋で協調するクロスのことを言います。一般的に室内の4面は同じク
ロスで仕上げますが、1面だけ違う色や柄のクロスにすることで、お部屋のなかで協調される部
分になります。このアクセントクロスの選び方によってお部屋のイメージが大きく変わります
。お部屋の役割や使う人の好みに合わせて選ぶことで、居心地のいいお部屋を作ることができ
るのです。
|ベースのクロスの選び方
アクセントクロスを選ぶ前に、お部屋のベースとなるクロスを選ぶポイントをご紹介します。
⑴白、アイボリーのクロス
どんな雰囲気のお部屋にも合いやすい2色は、一般的にベースの色として使われることが多いで
す。ベースをシンプルな色にしておくことで、アクセントクロスがより映えますね。
⑵繋がっている2部屋のクロスを同じにする
例えばリビングと隣り合うダイニングを同じクロスにすると空間に奥行きが出て、お部屋が広
く感じられます。隣り合うお部屋だけでなく全体のクロスを同じにすることで、お家全体の統
一感も出ますね。
⑶明るさの決め方
白系の色にする場合、色の面積効果によってカタログで見るよりも実際に貼った時1トーンほど
明るく見えてしまうため、少し明るさを抑えた色にすることで、想像していた色に近づけるこ
とができます。
⑷柄の見え方
白系のクロスはカタログで見たときに派手な柄だと思っていても、実際に貼ってみるとそこま
で目立たないものです。カタログのサンプルは小さいため、柄が主張されてしまうのです。白
系のクロスの柄であれば、そこまで気にすることもないかもしれません。
一般的には家中のクロスを同じものにして統一感を出し、部屋ごとでアクセントクロスを決め
るお家が多いかと思います。まずはお家のベースとなるクロス選びが重要になります。
|アクセントクロスの選び方
ベースとなるクロスが決まったら、いよいよアクセントクロスを決めていきます。
まずはアクセントクロスを貼るお部屋をどんなイメージにするかを考えます。ナチュラル系、
モダン系、シック系・・・、などイメージを決めておくことでコーディネートがしやすくなり
ます。建具や家具と合わせて色を決めると統一感が生まれますよ。SNSなどで気に入ったもの
を参考に選んでみてもいいかもしれません。
アクセントクロスを入れる割合ですが、基本は1部屋のうち1面にしましょう。あくまでアクセ
ントですから、多く入れすぎるとくどい印象になってしまいますよ。
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|部屋ごとの注意点やポイント
各部屋でアクセントクロスを貼る際の注意点やポイントが違います。
クロスに限らずですが、お部屋の用途をしっかり把握してアクセントクロスを決めましょう。
・LDK
LDKはご家族のプライベート空間であると同時にお客さんが目にする場所でもあるため、派手な色やインパクトの強いクロスは避けた方が良いでし
ょう。リビングにアクセントクロスを貼る場合、一般的には入り口の正面など目を引く壁に貼ることが多いです。
リビングは家族やお客さんがくつろげる場所です。クロスと家具などが相まって落ち着かない印象になったりするため、リビングのアクセントクロ
スは特に慎重に選びましょう。
・寝室
寝室にアクセントクロスを入れる場合は注意が必要です。LDKと同じくリラックスする空間であるためあまり派手なクロスは避けた方が良いでしょ
う。ベッドの背の壁に落ち着いた色のアクセントクロスを貼ると派手過ぎずおしゃれな空間になりますよ。
・狭い部屋
トイレやクローゼットの中など比較的狭い場所はアクセントクロスで遊んでみましょう!柄物など他の部屋とは雰囲気をガラリと変えてみても面白
いですよ。またニッチの背面にアクセントクロスを取り入れてもインテリアの一部となり、おしゃれな印象になります。
狭めでプライベートな空間は比較的アクセントクロスを取り入れやすい箇所なので、リビングなどの広い面に貼るのは自信がないという方もぜひ挑
戦してみてくださいね。
注意点やポイントを参考に、色や柄をうまく取り入れて、自分だけの素敵な空間を作ってくださいね。
いかがだったでしょうか。自分の好きな色や柄をお部屋に取り入れることができるアクセントクロスですが、一番大切にしていただきたいのは飽き
が来ないものを選ぶことです。何十年も住む家ですから、流行にとらわれず他の家具との相性なども考えながら素敵なお家を目指してくださいね。